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最近の人事労務に関するIT利用のお話
人事労務とITの融合、近年益々進んでいるようです。
主にはビッグデータによる人間行動分析の利用となるのですが、先日、とある、そっち系に詳しい人とお話をして、大変驚きの連続でした。
最近は、ウエアラブル機器がリーズナブルな価格となり、普及し始めているおかげで、たくさんのビッグデータを取ることができ、これまでには知りえなかった事がたくさんわかりつつあるそうです。
例えば、「手のふり幅」
「手のふり幅」は、私たちの精神バランスと密接に連動していて、このふり幅の動きを見ると、その人のストレス度がわかるようです。
ですので、この統計を取っていると、管理職が部下に対して適切なマネジメントを行う事ができているのか、一つの指標になるそうです。
はたまた、「会話の音量」などのデータも分析されています。
どうやら、休憩時間中の会話が活発だと生産性は向上する事がわかってきています。
実は、これは休憩時間中だけではなく、組織全体としてみても、身体運動が活発な人が多いと、その動きが伝染して、生産性が向上し、いわゆる活気ある職場になるのではなる傾向が見受けられるそうです。
これは逆にいうと、IT技術が進み、メール等が普及した結果、会話などの活発な身体運動が損なわれ、返って生産性を落とす原因になっている事も意味するそうです。
その他にも会話の内容や量等を計測し、これを人事に活かそうと様々なアプローチがなされているそうで・・・
どんどん進むITと人事の融合。
数年後にはこれまでの人事労務の在り方が変わっていくのかもしれませんね・・・
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