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障害年金の話
前回の話と少し同じような話かもしれませんが・・・
最近、障害年金を仕事とする方が増えているような感じがしています。
インターネットを見ていても、「障害年金請求できます!!」というようなキャッチコピーのHPが溢れていますし、本屋さんにいっても、これまでにはなかった、障害年金だけに特化した書籍が出てきています。
いろんな人がいろんな努力をして、なかなか受けることができない障害年金申請をサポートされているわけで、その努力が実を結んだのか、先日は生活保護受給者の障害年金請求手続きの代理費用が、経費認定されるようなことも起きています。
多くの方は、まじめにこの業務に取り組まれていて、その事自体は、私たちの業域を新たに広げてもいる為、素晴らしい事だと思います。
ただ、一部の障害年金に関する手続き代行のDMやHPの中には違和感を感じるものもあり、その辺はとても気になるところです。
違和感ってどんなの?といいますと、困っている人をサポートする、というのではなく、「障害年金もらえますよ」という側面のアナウンスが強いものです。
申請をして必要な手数料をもらうのは当然ですが、これで「儲ける」という事になると、なんだか少し不思議な感じがするのは私だけでしょうか?
この分野に関して、「助成金」のような感じで障害年金手続きを考える人がもし仮にいらっしゃるのであれば、一生懸命、真剣に障害申請業務に取り組んでおられる人に迷惑を掛けますし、障害年金の受給要件を逆手に捉え、テクニックを駆使して、本来の法律の趣旨と違う内容で年金を受け取らせるような人が増えてくると、財源が厳しい年金制度の中で、その結果が、多くの本当に年金が必要な受給者にも影響を与えてくる可能性もあります。
日本の公的な制度は世界に誇れるものと思います。
だからこそ、これが長く継続して、多くの人が互いに支え合っていけるようにするために、この分野の専門家であるからこそ、法の趣旨をよく踏まえて、業務に取り組むことが必要だな~~、と前回に引き続き、自身を戒めるのでした。
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